スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

Paranoia 

さて…前回は、かなりプライベートな内容になってしまいましたが(汗)
もう少しお付き合い願いたいと思います。

ICUで、しばらく担当医S氏の話を聞いていた訳だが、
術前に聞いていた、脳梗塞の事が気になっていた。

大動脈の基を一部人工血管に取り替え、それに人工の大動脈弁を取り付けて、もう一度心臓に繋ぐ。
当然、心臓もしばらく止めることになる。その間の血液は、心肺装置を使って循環する…。
これに関しては、全て上手くいった、と。

しかし、動脈硬化などの原因ともなる血栓が、術部に合った場合、それが脳に飛んでしまう事がある。そうすると脳の血管が詰まり、そのまま脳梗塞になる、と。こうなると、何らかのマヒが出る可能性が高い。だが、これが確認できるのは、麻酔が切れてからになるらしく、この時点ではまだ何とも言えない、と。
せっかく手術が上手くいって、今までより元気になっても、何かしら今度はマヒで動けなくなると、ホント何の為に痛い思いしてるのか…。まさに可能性にかけるしかない状態。

明日になれば、ハッキリします。という医師の言葉に、
「きっと大丈夫だろう…」
そう思いながら、病院を後にしました。

翌日の早朝、病院から呼び出され、妹は一足先にICUに着いていました。
なんでも、麻酔が切れて意識が戻って来たとき、パニック状態でかなり暴れていたらしい。
僕がICUに入ったときには、おふくろの腕は、ベルトでベッドに繋がれていました。

何本あるのか分からない点滴や、体内の出血を外に出す管、無数に繋がれている機器。
動くと危ないから仕方ないんだけど、かなり痛々しい。

お昼前には、すっかり意識がハッキリしてきたようだが、
かなり疲れ切っていた。
精神的にもかなり疲弊した様子で、こんな弱気なおふくろは初めて見たかもしれない。

ずっと寝かされた状態で、かなり体が痛いらしい。
手術の傷より、何よりコレが一番つらいみたいだった。
いつから動けるのか?いつここから出られるのか??
ずっと…多分5分おきくらいに聞いていた。

術後心配していた、脳にも異常はなく、
驚異的な回復力と気力で、2時過ぎには一般病棟に戻れる事になった。

やっと、ホッとした。

どこかで大丈夫だって信じてたけど。

この後は、みるみる回復し、1週間後には、
見舞いに行った僕を、帰りしな歩いて見送りしてくれるほどになっていた。


仕事を1週間休んで、ずっと付きっきりで世話してくれた妹。
アキレス腱を切って、ホントは動ける状態じゃないのに、東京から駆けつけた弟。
それから祖母やおふくろの兄弟。

家族の絆みたいなものを、生まれて初めて真剣に考えたかもしれない…。


そして今日、無事に退院することになりました。

たくさんの方にご心配をおかけしましたが、
もう大丈夫です! 

ありがとうございます。
スポンサーサイト

[2008/04/20 20:31] - | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://masa6227.blog66.fc2.com/tb.php/110-a3158753









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。